たまには、悪徳商法の情報も載せたいと思います。本当なら、分野別のページに載せるべきですが、面倒なので、とりあえずここに。

名称 株式会社フォーシーズン
初期コンタクト 勧誘電話
出会いの日/掲載日 2006年5月11日/2006年5月11日
会社情報

フォーシーズンのWEBサイトより

〒135-0004
東京都江東区森下2-8-1
TEL.03-3635-5945
FAX.03-3635-4056
代表取締役 古厩 徹志

なおナンバーディスプレイに表示された番号は、050-5527-9451

勧誘の内容 パソコンを使ったデータ入力をしてくれる方を探しています。内職商法に良くあるような、初めに登録料・入会金だとか、そういったお金のご負担と言ったものは一切ありません。やること自体も、ただのデータ入力の作業になりますので、最低限文字の入力が出来れば、初心者の方でもすぐ出来る作業となります。ご自宅の空いてる時間に5〜6万でも収入が頂ければ、何かの足しにしてもらえませんかね?
コメント

び「住所、会社の所在地はどこになりますか?」
フ「東京都になります」
び「東京都のどこになりますか?」
フ「江東区になります」
び「江東区のどこですか?」
フ「森下というところです」
び「最寄り駅は、どちらになりますか?」
フ「東京駅です」
び「じゃあ、江東区から掛けてるんでしょうか?」
フ「はい、そうです」
び「それでは、会社の電話番号を教えていただけますかね?」
ガチャ。ツーツーツー

今時、電話勧誘第1のフィルターで撃退される悪徳会社があるとは思いませんでした(笑)。ためしに、ナンバーディスプレイに表示された番号に掛けてみると、全く繋がりません。どっか遠くのコールセンターとかから、掛けてきてるんでしょうか?(参考

とりあえずWEBサイトを見つけたので、電話番号を検索してみると、朝鮮人参の通信販売とか手広くやっているようです(TEL/FAX番号が同じ)。こちらは、株式会社アクアミックエステート。なぜか住所だけ違う。


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現在発売中の週刊ダイヤモンド5月13日号に、「請求額10億円も珍しくはない!メディア相手の巨額訴訟急増の実態」と言う記事が掲載されています。

なんでも、武富士が起こした言論弾圧目的訴訟を契機に、請求額が1億円を超えるような高額名誉毀損訴訟が頻発するようになっており、日本の裁判制度の特殊性から、メディアによる「不正・不祥事追求」に対する萎縮が始まっているということのようです。

紀藤弁護士は常々、「立証責任を被告(訴えられた側)に求める名誉毀損訴訟は、通常の訴訟(立証責任は原告に求められる)と異なり、被告の負担が過大となる。メディアが被告ならともかく、ブログやWEBサイトの管理者のような個人にまで同じ基準を適用するのは、おかしい」と主張していますが、メディアであっても数億の訴訟に対抗するのは大変なんでしょうね。


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現在発売中のAERA 5月15日号に、「検索が支配する民主主義」と言う記事が掲載されており、私のコメントもちょこっとだけ載っています。

3ページの記事ですが、「とりあえず色んな人に聞いてみました」と言う感じで、問題提起記事としては良い出来だと思います。蛇足ですが、Google八分の実例として出てくる「都内に本部があるラーメンチェーン(とある宗教団体との関係が指摘されている)」とは、もちろんグロービートジャパン株式会社のことです。

しかし、現在のところ唯一物理的な証拠がある「朝日新聞のGoogle八分申請事件」については一言も触れられていませんね。朝日新聞社は、グーグルと言う新たな権力を自社利益のために利用している「最先端の企業」なのですから、是非、社内に取材をして欲しかったですね。まあ、マスコミ的には「検索エンジンが権力を持つのはケシカラン。民衆を支配するのは、俺たちだ」と言うことなのかも知れませんが。

(補足説明) グロービートジャパンは、「ラーメン花月」「豚そば銀次郎」などのラーメンチェーンを展開している株式会社です。


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朝日新聞が、阪神支局襲撃事件を契機に「表現の自由と暴力」を考える特集として毎年やっている、「『みる・きく・はなす』はいま」(2006年5月1日分)に、当サイトのことが取り上げられました。

テキスト化が面倒なので、スキャン画像(クリックで拡大)

記事中、嫌がらせをしている者として取り上げられている「サイトを運営する男(49)」とは、もちろん、奥平明男のことです。後半に、別の人の体験談がありますが、

  • 右翼思想を打ち出す団体 = 日本平和神軍
  • 団体との関係が疑われる「とあるチェーン飲食店」 = ラーメン花月で有名な「グロービートジャパン株式会社

のことです。

なお朝日新聞といえば、「google八分申請FAX」のことを思い出される方も多いかと思います。当然、取材時には記者の方に説明しています。しかし、「自社批判になるから」ということでしょうか、全く取り上げられませんでした。「朝日新聞の記事を引用すると、実名が暴露された上、Google八分にされる」ってのは、立派な「萎縮の構図」だと思うのですが、どうなんでしょうかね?ちなみに、先日「Google八分についての取材を複数受けました」と書きましたが、その中には、朝日新聞社の「AERA」もあります。こちらには、取り上げられるんでしょうか?


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「アンカテ」と言うblogにおいて、「現在のGoogle八分は、スーツの暴走。本当に怖いのは、ギークの暴走が引き起こすGoogle八分」なる主張がされています。ここで、聞きなれない方もいらっしゃると思いますが、スーツ/ギークとは、おおよそ以下のような意味です。

スーツ
経営者、政治家、資本家といった人たちのこと。「政治家」よりは、「政治屋」と言った方が正しい。論理や科学ではなく、マネーや利権で動く。
ギーク
優れたコンピューター技術者の総称。「職人」的な意味合い。昔は、「ハッカー」と呼ばれていたが、ハッカーに破壊者と言う意味が含まれるようになったため、ギークに置き換わった。知的好奇心や数学的合理性で動く。

本当のGoogle八分、「真・Google八分」がより恐ろしいのはアンカテに書かれてあるとおりです。しかし、ここで私が言いたいのは、Google八分問題は検索エンジンが内包する必然的な問題であって、「暴走」では無いと言うことです。なぜならば、ギークもスーツも同じ「社会」の一員であり、また「純粋なギーク」も単なる「想像上の生き物」に過ぎないからです。「暴走」や「汚染」と言った単語をあてることで本質を見誤るため、注意が必要です。

さて、Google八分の本質とは何でしょう?それは、「表現の自由にも限界がある」と言うことです。どのような種類の自由にも社会的に限界があり、例えば「人を殺す自由」は通常認められません。表現の自由についても同様で、アナーキスト(無政府主義者)でも無い限り、絶対どこかしら限界が存在します。グーグルも、なんらかの考え・アルゴリズムの結果として検索結果を「表現」しているのですから、必然的に限界が生じ、Google八分を行わざるを得なくなります。

これは、「暴走」では無く、社会的な必然です。

言い換えるならば、「インターネットは、完全に自由であるべき」と言う主張が是ではないのと同様です。あるのは暴走ではなく、せいぜい「良いGoogle八分」と「悪いGoogle八分」の違いだけです。悪徳商法マニア的に言うならば、「マルチ商法は、ねずみ講では無いので、破綻しない」と言う主張が誤りなのと同様です。せいぜい、「破綻が見えにくい」「破綻が遅い(特殊な条件下では破綻しない)」と言うだけで、破綻と破綻しないの間には濃淡があるのですから、ある/なしでデジタル的に考えるのは間違っています。


簡単な破綻の濃淡のイメージ図

つまり、「八分の無いGoogleが、正しいGoogle」なのではなく、「社会的に許容される範囲で八分を行うGoogleが、正しいGoogle」なのです。その許容される範囲について、現状では、

  • 判断基準が、不明であり曖昧
  • 理由が示されない
  • 対象の言い分が考慮されない(欠席裁判)
  • 第3者機関などのチェックがされていない
  • と言うか、そもそも「Google自身が認めていない」場合が多い

などの理由で、大変な問題があると思います。また、検索エンジンは数社に寡占、しかも全て営利企業と言うのも問題でしょう。

なお、真・Google八分と同様の機能は、Yahooにおいて実現されているのでは無いかと想像しています。

そろそろ、「アイドルは、トイレに行かない(ロック歌手は行っても良い?)」と言った思い込みからは、卒業した方が良いんじゃないでしょうか?


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最近、立て続けに「google八分」についての取材を受けました。google八分が初めて確認されたのが2004年1月で、その直後にインターネットマガジンとSPAの取材を受けただけですから、2年経って急にブームになったようです。色々聞いてみると、「ウェブ進化論」がヒットして、その中でgoogleが賞賛されているらしいのですが、「本当にグーグルって良い企業なの?」と言う疑問からスタートしているようです。

私としては、グーグルは技術力もさることながら、政治力や巧妙な宣伝活動によって成功した企業だと思っています。簡単に言うと、「3倍優れた技術力を、10倍優れているように見せかけて成功した」って感じです。と言うのも、グーグルは、ずっと検索結果に検閲が行われていること(google八分のこと)を認めていませんでしたが、つい最近「中国政府からの圧力によって、検閲を行う」ことを発表しました。ご承知のとおり、グーグルが検閲を始めたのは、それよりも前、悪徳企業による要請によって行っているのですから、これは単に「中国と言う分かりやすい敵」に対抗していると言うパフォーマンスに過ぎません。

スポンサーになる可能性のある「企業」に対しては甘く、訴訟のリスクが少ない個人に対しては厳しく当たるというのがグーグルの方針です。たとえば私は、グーグルに対して「田中三郎奥平明男が、私の個人情報や親戚一覧と言ったものを公開しているので、検索できないようにして欲しい。またキャッシュも削除して欲しい」と要請したのですが、「検索結果やキャッシュに何を表示するかは全てグーグルが決定します。個人情報を入手できなくて困る人もいるため、検索結果からは削除いたしません。また、日本法人には責任が無いので、訴えるなら米国本社を訴えてください」と言う趣旨のトンチンカンな回答が返ってきました。

ところで、調べてみたところ、ウェブ進化論の著者は「はてな」の取締役のようですね(朝日の記事)。はてなにも大量に負の側面(その1その2その3その4)がありますから、グーグルのように「広告戦略で、実態以上に良い企業に見せかけよう」ってことなんだろうと思います。

ちなみに、google八分についてですが、最近のトレンドは「グロービートジャパン」に関するgoogle八分です。googleで「グロービートジャパン」を検索すると、なんと10件以上のページがgoogle八分にされています(下図)。ほとんどが、グロービートジャパンが告訴し、現在進行形で行われている裁判に関するページのようです。この裁判は、紀藤弁護士が弁護人をやっていて「個人のWEBサイトが起訴された日本初の裁判で、個人サイトの今後を決める重要な刑事事件(紀藤弁護士談)」だそうです。通常、個人の犯罪がマスコミで取り上げられることはありませんから、冤罪も疑われる裁判の進行についてWEBでレポートしようとすると、相手の一方的な申し出によりgoogle八分されるという、全く「ネットジャーナリズムなんて、嘘っぱち」もいいところな事例です(参考記事)。一人の人間が、誰にも知られないうちに裁かれようとしています。こういう事例を沢山知っていると、「マスコミの記事に圧力を掛けるのは難しい面もあるが、ネットの記事なら簡単に潰せる。ネットジャーナリズムを盛り上げよう」と言う陰謀とすら思えてきます。

グロービートジャパンの検索結果(クリックで拡大)

さて、長々と書いてまいりましたが、悪マニが紹介されるかもしれない番組は、MXテレビの「ガリレオチャンネル」です。ガリレオといってもマサルガリレイとは、何の関係もありません。一応、著作権的に「画面の使用許可」を求めるメールが来たのですが、実際紹介されるかどうか分かりませんので、あしからずご了承ください。でも、取材協力の「佐々木俊尚」氏は、google八分の問題をいち早く取材してくれた方なので、内容に期待が持てそうです。

東京MXテレビ ガリレオチャンネル「検索テクノロジーが世界を呑み込む」
4月23日(日)午前8時〜8時半 
4月30日(日)午前8時〜8時半

(補足説明) グロービートジャパンは、「ラーメン花月」「豚そば銀次郎」などのラーメンチェーンを展開している株式会社です。


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これまで、当サイトは開設より8年間、個人の持ち出しによる「個人サイト」として運営してまいりました。しかし、サーバー代として年間70万円以上、訴訟等費用として100万円以上の出費があり、これ以上、「趣味の範囲で」継続するのは困難と判断いたしました。

そこで、責任範囲の明確化と資金集めのため「社団」化することを決定しました。本来なら、NPOとすべきなのですが、NPO制度そのものが怪しいため、株式会社とし広く株主を募ることで、運営の可視化・適正化を図ることとすることといたしました。設立までに、右翼曲折ありましたが、今後ともよろしくお願いいたします。

■ 会社概要

正式名称: 株式会社 悪徳商法マニアックス
(記号は名称に入れられないため、正式名称には「?」がありません)
本店の場所: 東京都千代田区千代田1−1
資本金の額:

1,000万円(1株 5万円)

うち51%を、新興宗教団体「日本平和珍軍」の教祖である「黒須ひでお(工学博士)」氏が持っていますが、同団体とは何の関係もありません。

定款記載の会社目的:
  • インターネットまたはウェッブに関する悪徳商法マニア動向力分析情報その他のリサーチの提供事業
  • 悪徳商法マニア(国内、海外を問わず)に対する情報提供サービス業
  • ダイレクト・マーケティング(悪徳商法マニアに対する直接販売)に関するコンサルティング及び代行業務
  • 個人事業主及び中小企業経営者に対する事業経営コンサルタント業
  • 経済、市場、産業、企業、悪徳商法マニア等に関する調査研究の受託
  • 電気通信事業法に基づく電気通信事業
  • 講演、講習、セミナーの企画、運営
  • 前各号に付帯する一切の事業
今後予定する主な事業:
  • クリックしただけで課金が発生する情報サイト(国際ビジネスモデル特許申請)の運営・管理事業
  • SEO(サーチエンジン最適化)手法により、特定企業のサイトへのアクセス誘導事業
  • 「太陽の表面は低温」である事実の周知事業
  • 飲むだけでミネラル分(ガンダリウム合金)の補給と多幸感が得られる「ガンダム水」の販売事業

「株式会社 悪徳商法?マニアックス」上場廃止決定のお知らせ

当社は、証券取引所「妄想マザーズ」に上場しておりましたが、このたび「優香詳細報告書」の虚偽記載(ウェストの過少申告)により上場不適格と判断され、上場資格を廃止されましたことをご報告したします。

株主の皆様には、大変なご迷惑をおかけしたことを深くお詫びいたします。

※この記事は、4月1日用の記事です


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3月22日に、グロービートジャパン株式会社が、Webサイト「平和神軍観察会」を刑事告訴した裁判の第8回公判を見に行ってきました。

簡単に概要を説明すると、平和神軍観察会がサイト上で「グロービートジャパンと、カルト宗教団体『日本平和神軍』には密接な関係がある」「ラーメンの売り上げの一部が、カルト団体の資金源になる」と書いたことに対する真実性・相当性を巡って争われています。


平和神軍観察会による主張の関係図

第8回公判では、被告人であるサイト管理者への質問と、黒須英治氏がBUBKA編集部にクレームを行った際の録音テープの確認が行われました。

被告人質問は、警察の取調べの中に、被告人にとって不利な証言(罪を認める供述)があるため、その妥当性を崩すためのものです。以前、ホームオブハート裁判で見た証人尋問と違って、「経緯を明らかにする」と言う感じでは無く、イマイチ何のためか良く分かりませんでした。どうも、警察での証言を裁判でひっくり返せることは、ほぼ100%ありえず、形式的な手続きのようです。警察で事情聴取を受けた時は、警察官が書いた文章を見せられて「これで良いならサインしてください」と言われるのですが、たとえ微妙なニュアンスの違いでも、気になったところはトコトン書き直させないと、後で不利な証拠とされてしまうことがあるようです。

とは言え、警察から、「グロービートジャパンと日本平和神軍は、一体性がある団体だ」「平和神軍は、かなり危険な団体であるから身の危険を感じることもあるだろう」「終わった後、(住所がばれているので)引っ越した方が良い」などと言われ、さらに「相手の弁護士は、検事出身のイケイケだ」「弁護士から、かなり突き上げられているので、出頭に応じないと逮捕せざるを得ない」と言われ、「警察の言うとおりにしないと、いざと言うとき助けてもらえないし逮捕されてしまう」「就職して、まだ3ヶ月しか経っておらず、今逮捕されたら確実に首になり、失業手当も貰えないため路頭に迷う」と思ったとしても、自分の言っていないことを勝手に書かれ、罪を認めたことにされた記録にサインしてしまったのは、被告人の落ち度だと思います。

ところで、今後、普通にブログを書いている一般の人でも、名誉毀損や業務妨害容疑で警察のお世話になる人が数多く出てくると思います。なぜならば、ブログという動かぬ証拠があり、身許を特定するのも警察にとっては簡単だからです。手柄が同じ1件なら、顔しか映らないコンビニ強盗よりも、IPアドレスを調べることで住所・電話番号まで分かってしまうブログの方が楽に決まっています。そして、Winnyのウィルス問題も数年前は「特別な人だけ」の問題でしたが、今では「誰でも」がかかる問題となったように、ブログの問題も数年経てば、「ついウッカリ、『あそこのラーメンは、まずかった』などと書いてしまうこともある。ブログをやらないのが一番の対策だ」などと官房長官がコメントするような事態になるのかもしれません。捕まる人が増えるのは確率の問題、そして偶然、スピード違反の「ネズミ捕り」に捕まるように運の問題です。

そんなとき、警察から「旨い不味いなんてのは、心の中の問題であって、ブログに書く必要なんか無いんだよ」「逮捕されたら、もっと不味い飯を食うことになる」などと脅されたり、「罪を認めてブログを消せば、前科が付かないようにしてやるから」なんて甘い言葉で誘われても、決して折れたりしないでください。私も警察から、「悪徳かどうかなんて、公表する必要は無い」「騙されるのは本人の問題だし、騙された人が出てきたら警察が捜査すればよいだけ」「正義のためにやっているかどうか知らないけど、告発したことで嫌がらせされても、自業自得なので警察は動かない」などと言われて閉鎖を迫られていますが、頑張ります(涙)。

なんか、長くなったので、後半部分は、また今度。

(補足説明) グロービートジャパンは、「ラーメン花月」「豚そば銀次郎」などのラーメンチェーンを展開している株式会社です。


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大手ラーメンチェーン「ラーメン花月」「豚そば銀次郎」を展開する、グロービートジャパン株式会社という会社があるのですが、その資金力を利用してスパム・サイトをばら撒き、検索結果の占拠を行っているようです。

と言うのも、3月18日0時現在、Yahooで「グロービートジャパン」を検索すると、1ページ目(上位10件)は全て、グロービート社の宣伝に利用されているページしか見つからないからです。上位40件を調べてみても、実に約60%が、グロービート社の宣伝サイトです。ほとんどが無料のblog を借りて行っている「やらせブログ」であり、ざっと調べてみても、これだけのサイトが見つかります。

http://kage2fannet.blog.shinobi.jp/
http://kagetsufan.nobody.jp/
http://kagetsufansite.client.jp/
http://kage2fansite.ifdef.jp/
http://gbjfansite.syuriken.jp/
http://wiki.livedoor.jp/sekimoto7/
http://scckage2.jugem.jp/
http://saikyou.kagetsu.co.jp/
http://kagetsuramen.blog.shinobi.jp/
http://yaplog.jp/magic32/
http://kagetsusite.seesaa.net/
http://gbjfannet.seesaa.net/
http://kagetsuraamen.seesaa.net/
http://kagetsufannet.seesaa.net/
http://kagetsufanweb.seesaa.net/
http://www.geocities.jp/kagetsufannet/
http://kage2fan.blog54.fc2.com/
http://sup0226.noblog.net/
http://kagetsusite.noblog.net/
http://motopii.jugem.jp/
http://d.hatena.ne.jp/ginjirou/
http://d.hatena.ne.jp/chabuton/

Yahooの検索結果上位40件のうち、グロービート社の宣伝に利用されていると考えられるサイトを赤く塗ったもの

特に、グロービートジャパンあれこれというブログは、どの記事を見ても、ほとんどが同じ「やらせブログ」へのリンクであり、単にSEO目的で書かれているとしか思えません。

また、はてなダイアリーの「グロービートジャパン」キーワードでは、客観的な事実に関する記述が、同社取締役の「大橋正純」氏や社員の「suzuking_gbj」氏によって同社の都合の良い記述に書き換えられ、宣伝ブログによって占拠されるなど、会社ぐるみでやっているとしか考えられない状況です。ここで表示される日記を見ても、先ほど同様、記事の内容とは全く無関係に、グロービート社へのリンクが行われています。

2006年3月18日現在の、「グロービートジャパン」を含む日記(クリックで拡大)

ところで、グロービート社による検索結果占拠ですが、ここまで酷くなったのは最近のことです。3月5日の時点では、悪マニのグロービートジャパンに関するリンク集が、5番目に表示されていましたし、Yahooのグロービートジャパン・カテゴリーも出来ていませんでした。どうも、Yahoo内部で悪マニのサイトが上位に来ることが問題視されたらしく、Yahooとグロービートジャパンは業務提携していることもあって共同で対策が行われたのでしょう。とは言え、下位の方には見つかるため、Google八分(批判サイトが、全く検索できなくなる)と異なり、ソフィスティケートされているようです。「Yaphoo八分」とでも名付けましょうか(笑)。

3月5日の検索結果では、1ページ目に表示されていた

Yahooカテゴリの登録サイト。

全て「new」となっていることからも、出来たのはつい最近。

参考リンク:

※スパムとは
大量の宣伝により、他の情報が埋もれてしまうこと。モンティ・パイソン(イギリスのお笑いグループ)のコントに由来する。
ある客が、レストランで料理を注文しようとすると、ほとんど全てのメニューにスパム(ハムの一種)が入っていた。それを抗議をしようとすると、バイキングの姿をした周囲の客たちに「スパム・スパム・スパム・スパム…」と連呼され、抗議が出来なくなったと言う話。
※SEOとは
サーチエンジン最適化(Optimization)の略。検索エンジンの上位に表示されるように、対策を行うこと。
サーチエンジンが、検索結果の上位に表示する(重要なサイトと判断する)理由の一つに、「被リンク数」がある。これは、「沢山のサイトからリンクされている=人気があるに違いない」と言う考え方からである。


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「通称、田中三郎」および「GMOホスティング&セキュリティ株式会社」への損害賠償請求を求めた裁判は、GMO H&Sが全面的に争う姿勢を見せてきたため、第2回以降も行われることになりました。田中三郎からの答弁書は、まだ来ていません(訴状が届かなかったらしい)。

日時:
2006年3月27日 10:00〜
東京地裁 512号法廷


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