現在発売中の、ハッカージャパン2007年7月号に、ウィキペディア日本語版の、いい加減な運営体制を批判する記事が掲載されました。書いたのは私です。2ページと少な目ですが、ハッカージャパン編集部からの依頼による執筆です。いつもは私の超文章力により、あまり修正は入らないのですが、今回は結構入っているようです(^^;。修正が入るということはどういうことかというと、それだけ多くの人の目によってチェックされ出版された記事と言うことです。つまりは、多くの人がウィキペディア日本語版の異常さを肌で感じているということでもあります。

ちょうど、ポリスジャパンでは「ウィキペディア日本語版のナゾ」という記事が掲載されています。なんと、ウィキペディア日本語版の最高責任者とされる人物は、既に故人となっているそうです。文中に出てくる「木津尚子」なる人物は誰なのか良く知りませんが、はてなキーワードによると「フリーの研究者」だそうです。池田信夫氏も普通に

「木津尚子」「木津隆史」で検索すると、ウィキペディア内部のゴタゴタに関する記事がいっぱい出てきます。

書いていることから、その筋では結構有名人なのかもしれません。はてなキーワードでは、「規約に違反する」行為を繰り返しながらも、「管理者権限の剥奪が一切議論されない」とも書かれていますから、陰の権力者なのか実は最高責任者なのでしょう。ウィキペディア日本語版の運営体制を見るにつけ、さもありなんといった感じではあります。

ともあれ、今後、ウィキペディアの問題は色々な場所で取り上げられていくことになると思います。ハッカージャパンの記事は、その先鞭ともいえる記事となるでしょう。タイトルは、「管理者がやりたい放題のWikipedia日本語版の実態」です(ちなみに、私が付けた仮タイトルは「Wikipediaのいいかげんな実態とその本質」)。是非、買って読んでみてください。

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