「Google八分」を宣伝する、国策検索の欺瞞
2006年10月6日
CEATECとか言うコンピューター展で、眞鍋かをりがグーグル八分の宣伝をしているらしいです。
「国内の告発サイトがGoogle八分にあったと語り」だそうだけど、私のところには、取材もヒアリングも来てませんよ〜。まあ、悪マニ以外にも、告発サイトでグーグル八分されているところは色々と知ってますが、そっちのことを言ってるんでしょうかね?真鍋さん、一度、お会いしたいものです(笑)。
さて、政府機関のサイトもグーグル八分されていることから、やっと危機感を持って煽り始めたんですかね。でも、検閲や情報操作ってのは、元々、「国が行うもの」と相場が決まっています。とりあえず、こんなのとかこんなのについて、事実確認をしてきちんとした情報を発信すべきじゃないですかね。
それに、「Web検索を活用して著作権のあるコンテンツを探し出し、効率よく著作権違反サイトを見つけ出す技術(早稲田大学)」を使って見つけ出したサイトを、どうするんでしょうか?朝日新聞が行ったように「著作権違反だから、”国策検索”八分」するつもりでしょうか?
結局、私のサイトは八分される運命にあるようです(笑)。
私としては、政府、企業、消費者の3つの検索エンジンが並列し、それぞれ牽制しあうべきだ、と考えているので反対はしませんが、グーグル八分を例に持ってくるのは、ちょっと違うんじゃないですかねぇ。それよりも、50億あるのなら、私に1億ぐらい出資してくれれば「グーグル八分されたサイトを検索する検索エンジン」作りますよ(^^)。まあ権力側の皆様にとっては、「消費者に正しい情報を出したい」のではなく、「いざと言う時(戦時下?)には、自前で自由に情報操作できるオプションが欲しい」だけなので、私はいつも貧乏なんですね。