朝日新聞による、検索妨害・個人情報漏洩事件について
2005年12月10日
「朝日新聞が、google八分を申請したFAXを入手しました」の記事について、ネット上で幾つか疑問点が出ているようなので、コメントしたいと思います。
Q1. | FAXは、どのように入手したのですか?また、信頼できるものなのですか? |
A1. |
このFAXは、完全に信頼できる方法で入手しました。私の個人情報が書かれていることから、入手先・入手方法の詳細は書きませんでしたが、「インターネット上の表現の自由を考える会(旧:ウェディング問題を考える会)」の会員である「わくたま」さんには、メールで詳細を説明しご納得いただけました。 今後、考える会総会などでは説明したいと思いますが、会員の方であればメールいただければご説明いたします。 |
Q2. | 朝日新聞社からは、なんらかの要請が来ましたか? |
A2. | この投稿に関しては、一切来ていません。 |
Q3. | この投稿は、著作権侵害なのではありませんか? |
A3. | まず、新聞記事の全てが著作物となるわけではありません。この投稿の元となった記事は、管理者としての立場から見て著作物ではないと思いますし、仮に著作物であっても正当な引用だと考えております。投稿者は、朝日新聞が嫌いのようで「また、テロ赤か(テレ朝か)」などと書くような方ですが、決して犯罪者では無いと思っております。 |
Q4. | 産経新聞も似たようなことをしていますね。 |
A4. | いいえ、全く違います。産経新聞は直接クレームをつけてきましたが、朝日新聞は全く関係の無い第3者にクレームを付けています。たとえて言うなら、書店に対し「あの本は、売るな」と圧力を掛けているようなものです。大企業であることを利用した、言論弾圧だと思います。 |
Q5. | googleの判断は中立で、大企業であるかどうか関係ないのでは? |
A5. | いいえ。個人からの要請は、それがプライバシー侵害に関するものであっても、googleは一切対応しません。googleの判断は決して中立ではありません。 |
Q6. | 朝日新聞は、個人情報をどこから入手したのでしょう? |
A5. | 直接かどうかはともかくとして、奥平明男容疑者ルートで入手したようです。 |
Q7. | 朝日新聞は報道機関なのですから、個人情報保護法は適用されません。 |
A7. | 今回のような場合、「報道目的」で行なっているわけではありませんから、適用されると思います。 |
Q8. | ちなみに、警察は犯罪被害者の実名を発表すべきだと思いますか? |
A8. | 公表の是非を警察が判断すべきではありませんから、そういう意味では発表すべきだと思います。しかし、「記者クラブ制度」の上にあぐらをかいて、既得権益を守ることしか考えないマスコミに判断をゆだねるのも、どうかと思います。まずは、マスコミと警察の癒着を排除し、マスコミ改革を行なうことが先決でしょう。 |