現在発売中の、文芸春秋6月号に、「”怪物”グーグルが、世界を支配する」と言う特集が11ページに渡って掲載されています。うち7ページについては単なる「グーグルのヨイショ」ですが、後半4ページには、アドセンス狩りサイバーエージェントの不正SEO事件、Google八分(検閲)のことが掲載され、Googleが寡占していく脅威について詳しく説明されています。私や、山口弁護士のコメントも掲載されておりますので、是非読んで下さい。

ところで、サイバーエージェントの不正SEO事件についてですが、この記事では「Googleの一方的な判断により、被害を受けた」被害者としてサイバーエージェントが出てきています。しかし、一方的な判断で言えば、当サイトはサイバーエージェントの被害者です。サイバーエージェントが被害者面して出てくるのには、違和感を感じますね。まあ、小悪はより大きな大悪に勝てないし、ネット企業なんて大悪を目指すとこばかりってことなのかも知れませんが。

ちなみに、Google八分を申請した実例として記事に出てくる「個人を刑事告訴した、飲食店チェーン企業」とは、もちろんグロービートジャパン株式会社のことです。ウェディング問題を引き起こしたセリュックスラヴァーウェディング株式会社は「ネットの評判が悪くなるのはマズイ」と考え、すぐに告訴を取り下げてきたのですが、グロービートジャパンはなかなかしぶといです。やはり、カルト宗教との関係を指摘されるような会社は違いますね。

そう言えば、文芸春秋のサイトを調べていて発見したのですが、今はAmazonで月刊誌が買えるんですね。この号についても、Amazonで購入出来るようです。

(補足説明) グロービートジャパンは、「ラーメン花月」「豚そば銀次郎」などのラーメンチェーンを展開している株式会社です。


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