ずいぶんと久しぶりの更新になりますが、日付を見ると丸2年半ぶりのトピックスです。我ら幼い人類に目覚めてくれと放たれたのは、ロイヤルジャパン株式会社(東京都新宿区、代表者 中込正男)からの発信者情報開示請求および削除要請です。

対象となる記事番号:

さて、このロイヤルジャパン社は「ロイヤルドリーム21」なる布団(温熱・電位治療器)を40万~50万くらいで売っている会社のようです。会社の 商品紹介ページ を見ても全く情報が無いので良くわかりません。ネットの情報によると「 進昴 」(東京都品川区、代表者 原嶋弘)もしくは「 リッコー 」(東京都品川区、代表者 原嶋弘)が製造している商品のようで、きちんと家庭用医療機器認証番号(シングル:20800BZZ00450000、ダブル:20800BZZ00470000)を 取得 しているようです。

ちなみに、 苦情の坩堝 には

医療機器番号20800BZZ00622000
ロイヤルドリーム
ヘルシーロード
マイルドヘルス
いずれも医療機器番号が同じなので外観を変えただけだと思いますが値段はずいぶん違いますね。
なにしろロイヤルドリームの説明会では何人かが体験談を発表してサクラが「素晴らしい!」などと言いながら拍手をするそうです。知人に招かれて説明会に潜入した友人が言ってました。
ターゲットはやはりお年寄りなどの情報弱者です。
No.16881 2011/03/23(Wed) 10:45

とありますが、番号が微妙に違います。

で、「 独立 20800BZZ00450000 」というキーワードで検索してみると、しょっちゅう事業説明会をやっているようなので何らかの代理店ビジネスを営んでいるみたいですが、削除要請によると「通知人はマルチ商法ならびに連鎖取引販売、ネットワークビジネス事業をしておらず」とのことなので、記事に「マルチです」などと書かれたことが主な理由のようです。とはいえ、法律上の「マルチ商法」と一般人が論評するところの「マルチ商法」は別物であることは明らかですし、読んでみても「マルチ商法であるかどうか?」の議論が行われているだけでマルチ商法だと断定しているわけではありません。しかも「『マルチ商法』そのものは悪いものではありません」とまで書かれているので、全体として何か悪いイメージを与えようとしているわけでもありません。当サイトより余程影響力の大きい「Yahoo知恵袋」にも複数の投稿があることから見ても、ロイヤルジャパンがマルチ商法を行っているかどうか、もしくはロイヤルジャパンの営業形態、もしくはロイヤルジャパンの布団についての話題は、公共性・公益性があることは明らかです。

他のサイトにも、ロイヤルジャパンについての記述が見つかるので、結構人気の会社みたいです。

ちなみに、代理人の西村好順弁護士は、 日本カイロプラクティック登録機構の理事 もやっておられる方のようで、何か健康的なもの繋がりでしょうか?

以下、削除要請全文です。西村弁護士としては裏で削除要請しようとする意図は無く「リンク切れで掲示板がわからなかっただけ」のようなので、代理で 投稿 しておきました。

ペンネーム = 弁護士 西村好順
内容 = 本件の要請があった旨は「絶対に書かないでください」

その理由として、実名がかかれることによる
通知人の被害拡大につながる可能性が高いからです。

当職が代理人をつとめるロイヤルジャパン株式会社について、
貴殿が運営を務めるサイト

「悪徳商法マニアックス」

の下記コメント欄

http://archives.a902.net/akutoku/qa/2006/pslg140214.html

コメントNo.
140214、140216、140226、140227、140229、140256、140244、
140249、140250、140257、140260、140228、140252、140267、
140283

http://archives.a902.net/akutoku/qa/2002/pslg64856.html

コメントNo.
64856、64863、64865、64867、64904、64906、64912

第一に本件ホームページにおいてコメント欄の多くの言辞が事実に反する内容が
多く、
あたかもネットの一般ユーザーに悪い印象を与え、通知人を社会的に陥れるよう
な表現を用いており、
真実と認めるに足りる証拠がなく、極めて根拠薄弱な伝聞である点が非常に多い。

具体的には通知人はマルチ商法ならびに連鎖取引販売、ネットワークビジネス事
業をしておらず、
またそれを第三者が無責任な表現を用いて事実に反し、興味本位の関心をかきた
てる性質の表現で書き込みをしており、
この情報が国民の思想や人格の形成、発展に資するとはいい難く、この表記が公
共性、公益性を帯びているとはいえない。

さらに本件掲示板記載が仮に事実であったとしてもインターネットは検索性がよ
いため、
これらのネットの特殊性や事情を鑑みれば、当該掲示板に記載された2006年から
6年以上が経過した現在において、
当該記事の公益性が喪失され、公益を図る目的ではないといえる。

第二に本件掲示板の書込みは、タイトルに「助けて!」とあるようにあたかも通
知人がマルチ商法という販売方法を採用し、
強引に勧誘をすることで集客をするモデルを代理店各社に強いており、
クライアントが多大なる被害を被っているような表現がなされておりますが、
代理店から先の販売した経緯や例えばキャンセルになった案件についてはすべて
理由とともに、
通知人へ報告があるところ、そのような話は聞いたこともない。

このような真実がありながら、事実に反し、「マルチ商法」あるいは
「連鎖販売取引」「助けて!」と表現する当該掲示板が公表され続け、
極端に揶揄、愚弄、嘲笑、蔑視的な表現を用いていて通知人を侮辱していると思
われる。
この根拠薄弱な伝聞はその公然性により、一定の時間経過後にも掲示板上に公表
で生じうる社会活動への悪影響による
財産的損害および精神的苦痛を受けている。
このように本件掲示板の書込みの多くは公平な論評とはいえず、
通知人を非難しており、通知人の信頼を根底から失墜させかねない発言も多く含
まれており、通知人の健全な社会生活通して、
更に重大にして著しく回復困難な損害を被る恐れがあり、通知人の社会的評価・
信用力を低下させているもので、
違法性阻却事由が存在せず、その掲載の仕方に妥当を欠く。
また通知人とは無関係の会社である「アムウェイ」などと揶揄の対象として明記
した上で通知人と比較、併記することによって、
社会的に陥れるような表現が散見され、不特定多数の利用者が通知人を一方的に
攻撃し得る状況にあったと言える。

第三に、
本件ホームページ上の削除依頼掲示板が稼働しておらず、話し合いの場がもたれ
ておりませんでしたので、
ご指定のメールフォームよりメールをさせていただきました。

http://beyond.2log.net/akutoku/bbs/qa/

>>
>企業・団体および連絡先を公表できる個人の場合:連絡先(住所・氏名・電話
番号)および具体的な削除(訂正)理由
>・URL・削除(訂正)希望個所をご記入の上、タイトル「【記事削除(訂
正)要請】」として、
>会議室(http://beyond.2log.net/akutoku/bbs/qa/)に投稿してください。ま
た、投稿の前でも後でも、
>同じ内容をメールしていただけると、見落としがなくなるので助かります。も
し、掲示板の使い方が分からないなど、
>技術的な問題がありましたら、その旨をメールしてください。

通知人の目的はあくまで該当の掲示板の削除にあって、
貴殿に対する損害賠償請求権の行使が目的ではありません。

とはいえ、上記の理由を鑑みた上で本件削除をしないという貴殿の方針に変わり
がないのであれば、
コメント欄における発信者情報開示請求に応じていただきたいです。
それぞれの書き込み者に対して特定した上で、損害賠償請求権の行使をしたいと
考えております。

しかしながら相当年数の経過によって、恐らくログが保存されてないことも想定
しております。
そういった場合、事実上、その者に対する責任追及の途が閉ざされていることに
ならざるを得ない。

そうするとそれらを管理している貴殿は削除の要否を的確に判断し得ることが制
度的に担保されてない上、
削除の要否の判断が独自の基準によるものであるから、
他人の社会的評価を低下させるなどの有害な内容を含む発言であっても、削除の
対象にならないこともあるという
根本的な問題点が存し、インターネットの取り扱いに習熟していないものの救済
に支障を来すおそれがあったということができる。

本件ホームページ上に違法な発言が書き込まれた場合、インターネットが持つ情
報伝達の容易性、即時性および大量性という
特徴を反映し、このような発言が一瞬にして極めて広範囲の人々が知り得る状態
におかれることとなり、その対象になったものの被害は甚大なものとならざるを
得ず、また、時間が経つ
ほど被害が拡大し、被害の回復も困難になる傾向があるところ、本件ホームペー
ジには有効適切な救済手段が設けられていないのであるから、
本件ホームページ上の発言により被害を受けた者の被害拡大の抑止は、貴殿によ
る削除権限の行使の有無に係っているといってもよい。

そうすると、本件ホームページを管理運営することにより名誉や信用を毀損する
などの違法な発言が行われやすい情報環境を提供している貴殿は、本件ホーム
ページに書き込まれた発言により社
会的評価が低下するという被害を受けた者に対し、条理に基づき、被害の拡大を
阻止するための有効適切な救済手段として、
当該発言および情報環境としてのスレッドを削除すべき条理上の義務を負う場合
があるというべきである。

したがって、現時点において、該当のURLの送信防止措置請求を要請致しますが
いかがでしょうか。


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