御堂岡啓昭による個人情報暴露事件の控訴審のご報告です
有名ネットプランナー(※)を自称している「御堂岡啓昭」なる人物が、匿名の影に隠れ、当方や当方の親族一覧を2ちゃんねるに掲載していたことに対する裁判の控訴審が、4月22日に行われ、即日、結審しました。いつも多大なご支援をくださっている皆様には、ご報告が遅れまして大変申し訳ありません。仕事が忙しいわパソコンが動かなくなるわで、ご報告が出来ませんでした。事後報告になったことを、お詫び申し上げます。
さて、御堂岡啓昭は、控訴審でも相変わらず「個人情報は、使用人が書いた」「反訴しろと裁判官に言われた」などと意味不明な発言を繰り返していましたが、裁判長はまったく意にも介さず、発言をさえぎる形で強引に結審をしました。判決言い渡しは、一応、6月24日午後1時15分からとなりました。ここで「一応」と書いたのは、裁判所の職権で和解勧告がなされ、5月14日に2回目の、和解のための話し合いが行われるからです。
それで、結局、御堂岡啓昭がどういう意図で当方の個人情報を2ちゃんねるに掲載したのかは不明ですが、彼は「ネット上のトラブル解決業」を自称していますから、そういう関係のものなのだろうかと思います。
しかし、何の資格も持ってない人物に、そういった依頼を行うのはトラブル解決どころか事件化することにしかなりませんから、大変危険です。というのも、御堂岡啓昭は、自身が管理本部長をつとめていたというベンチャー企業で、取締役が交代した際に従業員の待遇が悪くなったということで従業員を代表して交渉に行ったそうなのですが、交渉の場で傷害事件を起こし、一審で求刑通りの有罪判決を受けているからです(2009年3月26日判決)。
その事件の内容も、被害者(交渉に行った取締役)の妻の父親が亡くなった通夜が行われている最中に斎場に赴き、事実上、通夜を仕切っていた被害者を呼び出した上で、「オマエが会社を乗っ取ったんだ」と喚きながら殴ったという、まったく非常識極まりないものです。被告人である御堂岡啓昭は公判で、「話を聞いてくれないので、通夜の場に行けば交渉が出来ると思った」「殴っていないし、会って数分で帰った」「私は空手をやっているので、体が触れただけで相手は2メートル吹っ飛び大怪我をする。しかし、大怪我をしていないので殴ったという証拠は無い」「医師の診断書は、自傷して作った虚偽のもの」などと主張していましたが、そもそも通夜の場に交渉に行くこと自体が意味不明であり、そのような交渉方法でトラブル解決が行えるはずが無いことは明らかです。
ちなみに、御堂岡啓昭は、自身の刑事裁判すら30分以上遅刻し、今回の民事裁判でも無断欠席や遅刻を繰り返すなど、裁判手続きというものを全く尊重していません。また、民事訴訟の敗訴後も、自身のブログ等で当方の親族の名前を書き連ね、「(原告の主張は)裁判長に却下と言われ続けていた」「延々とアホアホな訴訟が続いちゃう」「10年誹謗中傷を繰り返している中傷マニアの異常性が裁判で認められたため、両親の意向通り和解を進めています」などと虚偽の情報の書き込みを行い誹謗中傷を繰り返しています。
ですから、たとえ和解によって相手が何らかの誓約をしたとしても(たとえば、「今後、インターネットには一切の書き込みを行わない」とか)、全く守られる保証はありませんし、和解はインターネットの今後に悪影響を及ぼすだけだと思うのですが、皆様はいかがお考えでしょうか?
今回、私の個人的な被害に対する事件でありながら、控訴後も、多数の方からのご支援や応援のメッセージをいただき、大変、感謝しております。と、同時に、個人情報の暴露や誹謗中傷を繰り返す「ネットストーカー」や、サイト潰しを請け負う「潰し屋」に対する潜在的な恐怖感が、多くの人々の中にあるのだろうと強く感じています。皆様のご意見を、お聞かせください。
※ 最近は、自称・元警察でタレントの「北芝健」氏のプロデュース活動を行っているようです。北芝健は、ジャーナリストの黒木昭雄を名誉毀損したとして2008年2月7日に「100万円の賠償命令」が下されているのですが、Wikipediaでは、不自然な削除が繰り返されています。