マンナンライフは、腹を切って死ぬべき
こんにゃくゼリーを販売していたマンナンライフが、ついにその製造を停止するそうです。
こんにゃくゼリーは危険な食品であり、先日の、消費者庁具体化シンポジウムでも、「JAS法は衛生上の問題しか規制できない。食品の形状や弾力性を規制する省庁は無く、こんにゃくゼリーは法律の統制が及ばない『すきま事案』」だと述べられていました。
ところで、ネットでは「餅の方が危険」とか言っている人もいますが、馬鹿なの?死ぬの?
餅は餅です。こんにゃくゼリーは、「ゼリー」です。フランス語で言うなら、「ジュレ・ド・コンニャク」ですよ。他のゼリーと比べて、安全かどうか言ってください。
私が、人を殴っても死ぬ確率は低いですが、マイク・タイソン(古っ)に殴られたら死ぬでしょう。同じ人類という枠で括られても困ります。
逆切れ的な製造停止をする前に、やれることは一杯あったはずです。名前を「ゼリー風こんにゃく」に改め、こんにゃくコーナーで販売するとか。って言うか、同じパッケージで「ナタデ・ココ」詰めて売ったら、死人が出そうな気がします(たぶん、餅よりは安全)。
追記: わかりにくいようですが、私は「安易な製造停止」についても批判しています。
こんにゃくゼリー製造停止 マンナンライフ 改善対応できず(東京新聞) 兵庫県の一歳男児がこんにゃくゼリーを食べ窒息死した事故を受け、製造元のマンナンライフ(群馬県富岡市)は八日、事故の原因となった商品「蒟蒻(こんにゃく)畑」シリーズの製造を一時停止することを明らかにした。 同社によると、スーパーやドラッグストア、コンビニ向けの「蒟蒻畑」と「蒟蒻畑ライト」シリーズの計十三種類について、九日以降の製造と出荷を停止する。すでに流通している商品は販売を継続するが、テレビコマーシャルなどで、子どもや高齢者は食べないよう注意を促すという。 同社は「警告マークを大きく表示するなどの対応をする時間的余裕がない。市場に混乱を与えないよう、新規の流通や製造を当面取りやめる」(品質保証室)としており、製造再開のめどは立っていない。同社のこんにゃくゼリーについては、野田聖子消費者行政担当相が二日、再発防止策を同社に要請。全国こんにゃく協同組合連合会などが三日、表示拡大などの安全対策を農林水産省に提出していた。 2008年10月8日 |