グーグル八分とは何かに、探偵ファイル/ガルエージェンシーにとって不都合なページがグーグル八分されている事実について書きました。ところが、その探偵ファイル自身も、グーグル八分の対象になっているようです。グーグル八分されているのは、探偵ファイルのサーバー上にある「架空モノ取引処」というコンテンツです。

架空モノ取引処
http://www.tanteifile.com/diary/2003/06/02/index2.html

グーグル日本法人の村上憲郎社長によると、「架空口座売買など、犯罪に絡むサイトはグーグル八分を行う」と言うことでしたので、このページもグーグル八分されているのだと思います。ちなみに、村上社長が表明したグーグル八分基準は、以下の3つの場合となります。

  1. 犯罪にからむサイト
    万国共通の犯罪、たとえば児童ポルノや麻薬販売、テロリズム称賛などのサイトがこれにあたる。それ以外にも、各国の事情によるもの、たとえば、ドイツではナチスを礼賛するサイトがこれにあたり、日本では架空口座販売などが該当する。中国で行っている検閲も、このケース。
  2. スパム的な手法によって検索順位を向上させようとするサイト
    古典的な方法では、キーワードを背景と同じ色のフォントで埋め込んでおくようなサイトなど、検索エンジンを騙して検索結果の品質を低下させるようなサイトが該当する。
  3. 個人や法人から『このサイトは自分の権利を侵害している』というクレームがあったサイト
    権利侵害とは、具体的にいうと著作権侵害や名誉毀損のこと。グーグルが訴えられて株主に損害を与えるのを防ぐため、法務部が判断し削除をおこなう。

探偵ファイルも、めでたくグーグルからは「違法サイトの一つ」と認識されているようです。

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