2月28日に、インターネット協会主催の「インターネット有害情報対策セミナー(その1)」で、講演を行いました。真面目な財団法人の主催であることや、話題の詰め込みすぎで薄く広くなったため、ちょっと過激さが足りなかったかもしれませんが、それなりに面白く聞いていただけたかと思います。警察の方もお越しくださっていたようなのですが、面前で警察批判を繰り返す「チャレンジャー」ですので(^^;。

# 有害情報の話題で、私に講演を頼むインターネット協会も、「チャレンジャー」かもしれません。

講演タイトルは、「誰にとっての有害サイト? − フィルタリング合戦の行き着く先」です。

Google八分の問題や、有害サイト・フィルタリングソフトの問題を中心に、

  • 紀藤弁護士を含め悪を批判する側は、脅迫が繰り返されるなど、ほとんど命がけでやっているのに、有害サイト規制をする側は軽く考えて規制している(どう見ても、本気で取り組んでいない)
  • フィルタリングは、ビジネスや政治、宗教に利用されやすい。仮に開発側が、「皆の利益と言う名目で、自らの利益のために利用しよう」と思っていても、今度は、別のフィルタリング権力の被害者となる可能性がある。もし本当に、「皆の利益のため」であるなら、信頼性や、フィルタリング合戦に負けたときの担保(勝ち負けにしない政策)が必要。

と言うようなテーマを、いろいろな具体例をあげて話してきました。こういった講演と言うのは、比較的抽象的になりがちなので、ちょっと変わっていて良かったのではないでしょうか?

興味を持ってくださった方は、場所と交通費さえ用意していただければ、日本全国伺いますので、是非呼んでください(^^)。

行った人の感想:

  • ここにいる私
  • カマヤンの虚業日記
    「beyondさんはびっくりするほど美形」なんて書かれてますが、決して、そんなことはありません。こういうこと書かれると、いくら否定しても「以外と、そうかも」なんて勝手な期待が膨らんで、実際に会ったときのギャップが激しいので、止めて欲しいと思います(笑)。きっと、かなり後ろの方から聞いてくれていたのでしょう。「夜目、遠目、傘の内(=誰でも美人に見える条件)」って言いますし。まあ、会う機会がなさそうな人は、「美形」と思っていてくださっても、結構です(爆)。


Tags