こんにちは。相変わらず Google八分されていて、夜も眠れないBeyondです。この心労を癒すために、パァーっと水族館にでも行って、ジェリーフィッシュ(くらげ)でも見て過ごしたいところです。

さて、Googleにて、キーワード「悪徳商法」を検索して見てください。もちろん当サイトは見つかりませんが、右の方に「スポンサーリンク」と言う広告が、沢山表示されると思います。盛況ですね。その中の一つに、「悪徳商法相談室」と言うサイトがあるのですが、どうも怪しげなサイトのようです。

と言うのも、リンク条件についてのページを見てみると、

リンク希望について

許可制をとり許可しております。

必ず事前に「こちら」から許可申請の書込をお願い致します。
その際、サイト運営者名・連絡先・サイト名・リンク希望の趣旨を必ず明記下さい。

特約事項

  1. 許可無くリンクをした場合、罰金10万円とし法的手段等の然るべき処置をとります。
  2. 申請後、1週間以上経過しても回答の連絡がない場合は不許可と認識下さい。

※リンクをする場合は、『http://www.akutokusos.com/』(インデックスページ)にお願いいたします。

と書いてあるからです。無断リンクは、「罰金10万円」だそうです。

これまで、日弁連香川県消費生活センターのリンク条件を批判してまいりましたが、ここまで酷いのは初めて見ました。本当に、消費者の味方をするつもりが、あるんでしょうか?どっから10万円なんて罰金が出てくるのか、全くのなぞです。

と、普通なら、ここで終わっても良いのですが、良く見ていくと、ほかにも変な記述があります。それは、「架空請求」の対処法についてのページです。

架空請求と言えば、紀藤弁護士も述べているように「身に覚えが無いものは、無視。身に覚えがあったとしても、無視」するのが最上の選択である、いたって初心者向けの悪徳商法です。しかし、このサイトの支払う義務のページによると、

  • 『放置』は、どの場合でも通用することではなく、一定条件の時だけに有効
  • 何でもかんでも放置してしまうと、二次被害、三次被害へと広がってしまったとの報告が当協会に殺到している
  • 正式な手続きで、対処を取らなければ、業者は『あなた』に請求をし続けることとなります
  • 直接電話が来たり、漢字フルネームで文書が届くようでしたら、きちんとした対処手続きをとらなければなりません

などと書かれてあります。

「へぇ〜、正式な対処手続きをしないと、いけないんだ」と思って、トップページに書かれてある対処手続きについてのリンクをクリックして見ると…、なんと!最低 3万円払って賛助会員登録を行わないと、対処手続きが出来ないそうなのです。

風が語りかけます。ひどい、ひどすぎる。

悪徳商法相談室は、有限会社日本広域総合企画と言う探偵屋さんが運営している、NPO法人日本広域総合調査協会の一部とのことです。本当に公益的な活動を行っている真面目なサイトなのでしたら、まずはリンク条件を撤廃し、その経緯をサイトで報告すべきだと思います。そして、賛助会員等の記述についても(もし、誤解があるのでしたら)誤解が無いように見直すべきでしょう。

掲示板にて情報提供してくれた、多分役立たず(HNです さん、どうもありがとうございます。


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